面接試験官研修

9月25日、ケンブリッジ英検面接試験官の更新研修に参加してきました。Trainerはケンブリッジ英検東日本試験センター代表のJim George氏、各地で研修を行っている頼れるTeam leaderです。去年のJALT名古屋大会以来の嬉しい再会でした。今回の研修は、まず基本事項の確認筆記テストからスタート。Non-nativeの私はやっぱりみんなより遅れてしまい少々焦っていると、山陽学園のPaul教諭がいきなりコーヒー豆を持参のミルで挽きだして、何とも贅沢な特製の一杯を淹れてくれました。これで一気に気分もほぐれ…。

Speaking Examiners
Speaking Examiners

資料の映像を見ながら、マナーや試験の進め方をチェックしたあと、特別な状況での試験開催対策として、耳の不自由な受験者のリスニングテストをシュミレーションしました。声が聞こえなくて、どのようにリスニングテストが受けられるのか??面接試験官が二人ひと組でテストの原稿を受験者の目前で読み上げ、その受験者は読唇によって問題に取り組む、という形式をとります。我々も、一人が受験者役になり、二人が少しだけゆっくりのペースで、しかし、どのようにすればより公平に行えるのか、等意見交換しながら進めました。実際に日本でもこのような試験開催があったそうです。困難を乗り越えケンブリッジ大学の英語能力資格をとることができ、とっても励みになったでしょうね。ケンブリッジ英検は特別なサポートを必要とする受験もできるだけ応援して公平な水準で開催しています。いつも通り温かい雰囲気の中で充実した時間を過ごすことができ、皆さんに感謝です。Trainer Jim Georgeからみた研修、岡山の様子はこちらにて。